ビジネスパーソンも歴女も必見!好きな幕末・明治維新の偉人をストレスレベルの違いで分析

高ストレス者は悲劇のヒーロー「新選組」、低ストレス者は自由でおおらかな「勝海舟」や「西郷隆盛」好き

2018年は、日本の歴史を大きく変えた明治維新150周年の記念企画が各所で予定されています。そこでオフラボでも、幕末・明治維新の偉人とストレスレベルに関する調査結果を分析。3回に渡りご紹介していきます。第一弾は、30人の幕末・明治維新の偉人から好きな人物を選択(複数回答)してもらい、人気度や抱いているイメージをストレスレベル(高ストレス・低ストレス)別で分析しました。

ストレスレベル別 幕末・明治維新の偉人好意度 TOP10

■ 圧倒的人気は、話題の「坂本龍馬」。ストレスレベルで好きな偉人に違いも

男女とも圧倒的人気だったのは、今、教科書からその名前が消えるのではないかと取り沙汰されている「坂本龍馬」。ストレスレベル別では、男女とも低ストレス者の好意度が高い結果でした。また女性ならではの特徴だったのは、高ストレス・低ストレス共にTOP5入りした「篤姫」です。
ストレスレベル別では、高ストレス者のTOP5に「沖田総司」「土方歳三」、男性第7位、女性第6位 に「近藤勇」と、“新選組”の志士がランクイン。農民出身者が武士として認められるという乱世な らではの大出世への憧れか。幕府に忠心を尽くすも、朝廷の敵というレッテルを貼られ最期を遂げる、 「報われない」エピソードに自身を重ねている様子もうかがえます。
低ストレス者が好きなのは、高ストレス者との比較でも好意度が高かった「坂本龍馬」を含め、「勝海舟」「西郷隆盛」「吉田松陰」などの開国派。常識にとらわれない自由な発想や自身の正義を貫く姿勢、あるいは豪胆で何事も受け入れる器など、彼ら自身がストレスオフできていた印象を受け ます。

■ 高ストレス女性は「上司にしたい」。NHK大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛に対するイメージ

来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の主役、「西郷隆盛」。高ストレス者・低ストレス者、それぞれ「西郷隆盛が好き」と答えた人に、「どんなイメージを持っているか?」をききました。
低ストレス者と比較し、高ストレス者がより抱いているのは「礼儀正しい」「忠義心がある」など、きちんとしたイメージと共に、「成功者」「策士」など上昇志向への共感もみられます。また高スト レス女性の「上司に欲しい」も特徴的です。
高ストレス者と比較し、低ストレス者が強く持っているイメージは「包容力がある」「人望がある」「堂々としている」など、おおらかな印象を受ける人柄。また「決断力がある」「行動力がある」など、求心力のあるリーダー的側面も見られました。

西郷隆盛好き男女別 西郷隆盛のイメージ

■ 参考:男性版 職業別好きな偉人TOP30

以下の結果では、職業による差異に言及するため、他の職業に比べて差があるものに着目しました。
男性経営者・役員は、先見の明を持ち、賢君と言われた「島津斉彬」や、三菱財閥の創業者である「岩崎弥太郎」を支持。両者とも、常に先手を打つ手腕で知られます。男性自由業・自営業者が支持する「佐久間象山」は、坂本龍馬ら多数の優秀な人材が師事し、幕末の動乱期に多大な影響を与えた 人物。「ジョン万次郎」は当時日米条約の通訳として活躍するなど、破天荒な人柄、エピソードが語られるため、自由業・自営業者に好まれていることが推測されます。上位で他の職業と共通の人物を除き、男性公務員・社員が支持したのが新選組の隊士。幕府=現代の公的機関と解釈すると、佐幕派 としての働きへの共感、あるいは前述のストレスレベル別の結果より、高ストレス者の多さも考えられます。

■ 参考:女性版 職業別好きな偉人TOP30

以下の結果では、職業による差異に言及するため、他の職業に比べて差があるものに着目しました。
女性経営者・役員が支持する「桂小五郎」は、薩長同盟の長州側の責任者であり、維新の立役者。まじめな性格と現代的かつ革新的な考えに対する好感と推測。また男性経営者が好きな高杉晋作や島津斉彬とは違い、桂小五郎は敵を作ることは避け、できるだけ摩擦を起こさず物事を進めるという手 法に対する共感もうかがえます。自由業・自営業者は、男性同様「ジョン万次郎」を支持。公務員・社員、主婦で上位だった新選組の「沖田総司」「土方歳三」は、女性経営者・役員ではTOP10圏外とその差が大きく開きました。

■ 参考:好きな偉人県別一覧

好きな偉人の中でも人気の高い「西郷隆盛」「坂本龍馬」「勝海舟」について、県別にまとめました。「西郷隆盛」「坂本龍馬」は共に出身地で圧倒的な人気。「勝海舟」は東京(江戸)出身ですが、他県からの流入者が多いためか特異性は見られませんでした。3人とも四国・九州地方で高い支持が みられますが、明治新政府軍の主力となった西南4藩(薩摩藩:鹿児島県、長州藩:山口県、土佐 藩:高知県、肥前藩:佐賀県)の近辺であり、幕末・明治維新に関心が高いためと推測できます。

※各偉人の人物像については諸説ありますが、あくまでもオフラボ独自の見解です。

【調査概要】

タイトル:ココロの体力測定2017
方法:インターネット調査
調査期間:SCR調査 2017年2~3月

(SCR調査)
対象:全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目:15問
分析データについて:厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて:集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用

(本調査)
期間:2017年4月
サンプル数:20~69歳、女性1800人、男性400人

今回抽出対象者|

(2017年SCR調査より)
・好きな偉人を30人から選択※複数回答
女性 高ストレス者11319人、低ストレス者7590人、経営者266人、自営業・自由業2708人、公務員・会社員12231人、主婦41993人
男性 高ストレス者11100人、低ストレス者9545人、経営者2888人、自営業・自由業10352人、公務員・会社員41993人

(2017年本調査より)
・西郷隆盛イメージ
女性 高ストレス者94人、低ストレス者96人
男性 高ストレス者104人、低ストレス者106人

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