リラックスを目的に“読書”するなら? 秋の「読書週間」を“ストレスオフ週間”に

WINフロンティア(株)とのセルフケアプロジェクト

心拍センサで自律神経の変化を測定し、ストレスオフの手立てを検証

株式会社メディプラス研究所(本社:東京都渋谷区、代表:恒吉 明美)は、ウェアラブルセンサ事業を行うWINフロンティア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:板生 研一)と共同で、「ストレスオフ」な状態へと導くさまざまなセルフケアを検証しています。

食欲の秋、運動の秋、そして読書の秋。10月27日(金)からはじまる「読書週間」に合わせて、オフラボでは「読書」のストレスオフ効果を検証しました。被験者は男女9名で、ウェアラブル心拍センサを装着し、読書前、小説読書中、ビジネス書読書中の自律神経機能の変化を測定。小説には、直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)を使用しました。

■ 5分間のインターバルをはさみながら、2種類の本でストレスオフ効果の違いを測定

開始30分前から心拍センサを装着。読書前(通常時)とし、5分間のインターバルをはさみながら「小説」「ビジネス書」を10分ずつ読書。主に緊張や興奮、高揚時に働く交感神経機能を測定し、グラフ化しました。

読書前、小説読書中、ビジネス書読書中の交感神経機能の割合

■ 読書中は交感神経が抑制され、「ビジネス書」と「小説」では、「小説」がよりストレスオフに

読書前と読書中では、9名全員が読書中に交感神経が抑制されたことから、読書のリラックス効果を示唆する傾向に。また「小説」と「ビジネス書」の交感神経の割合では、「小説」が65%、「ビジネス書」が73%だったことから、両者の比較では「小説」がよりリラックス効果が期待できる傾向がみられました。

【調査概要】

被験者数:男女9名
目的:読書の癒やし効果を自律神経機能の観点から検証
試験期間:10月6日(金)
使用センサ:心拍センサ My Beat
実験場所:(株)メディプラス

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