ストレス性疲労 【stress fatigue】

ストレスは生きるために必要な刺激ですが、対応できる処理力は人によっても状況によっても異なり、常にストレスにさらされ続ける、あるいは強いストレスを受けてキャパシティを超えると、心身の疲労状態、すなわち「ストレス性疲労」を招きます。

オフラボが全国14万人(男女7万人)に行っている「ココロの体力測定2018」から推計した日本のストレス性疲労人口状況では、「症状がある」は約3,000万人に上ります。内訳は、ストレス性疲労の意識はあっても「対処していない」が2,121万人(30.3%)と多数を占め、「通院・投薬で対処」200万人(2.9%)「商品・サービスで対処」268万人(3.8%)「生活改善で対処」736万人(10.5%)の合算よりも上回り、適切な対処を行えていない人が多数を占めています。

「ストレス性疲労」人口の規模と範囲

※日本の生産人口(20~69歳)を7,000万人と仮定し、オフラボ調査より推計。「慢性疲労」と「自律神経乱れ」がストレス性疲労を引き起こすとし、「症状なし」から「症状あり。病院に通院」まで5段階の回答項目が、両方一致した人数を算出。

監修:ストレスオフ・アライアンス