女性は「母親への誕生日プレゼント」男性は「お中元・お歳暮」「職場への旅土産」も重視
年末年始の「お歳暮」や「お年始」の準備の季節です。そこでオフラボでは、全国14万人(男女各7万人)を対象に毎年行っている「ココロの体力測定」から、「贈り物」に関する意識をまとめました。90のストレス要因項目から30項目の「プレゼント習慣」を抽出。「あてはまる・どちらでもない・あてはまらない」より、「あてはまる」の割合を示しています。
低ストレス者の「贈るコミュニケーション」意識の高さ(「あてはまる」の割合)TOP10
■ 低ストレス女性・低ストレス男性は「縁」や「気遣い」の気持ちからプレゼントや言葉を贈る
低ストレス者の「贈る」意識の上位10位をみると、「知人への手土産」「クリスマスプレゼント」、そして「ありがとうの言葉を贈る」「年賀状を贈る(送る)」が男女共にランクインし、「プレゼントは手渡し」も重視する傾向に。女性は「母親の誕生日にはプレゼントをする」(父親の誕生日プレゼントは14位)と家族関係をより重視し、男性は「お中元・お歳暮を毎年贈る」「職場・友人に旅行のお土産を買う」からわかるように社会的なコミュニティへの気遣いが見られます。
■ 低ストレス女性の「贈るコミュニケーション」意識ポジショニングマップ ※レベル低【i】〜高【v】
低ストレス女性の行動率が高く、また高ストレス女性と比較しても特徴的な行動をポジショニングマップでみると、「年賀状を贈る(送る)」「お土産を持参する」「ありがとうを言葉で伝える」など、好意や感謝の気持ちを行動で示していることがわかります。
■ 低ストレス男性の「贈るコミュニケーション」意識 ポジショニングマップ ※レベル低【i】〜高【v】
低ストレス男性の行動率が高く、また高ストレス男性と比較しても特徴的なのは、「喜んでもらいたい気持ち」「年賀状を贈る(送る) 」「ありがとうを言葉で伝える」などの心持ちが低ストレスに過ごす環境を作っているようです。
【調査概要】
タイトル:ココロの体力測定2017
方法:インターネット調査
調査期間:SCR調査 2017年2~3月
(SCR調査)
対象:全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目:15問
分析データについて:厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて:集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
(本調査)
期間:2017年4月
サンプル数:20~69歳、女性1800人、男性400人
今回抽出対象者|
(2017年本調査より)
女性 高ストレス者522人、低ストレス者370人
男性 高ストレス者206人、低ストレス者206人
※90のストレス要因項目から、30項目の「プレゼント習慣」を抽出。「あてはまる・どちらでもない・あてはまらない」より「あてはまる」の割合を示した