ほぅっと吐く息が白くなる、寒い季節がやってきました。ついつい外に出るのが億劫になりますが、空気が凍え、澄み渡った空に広がる星々の美しさは格別! 街を彩るクリスマスのイルミネーションも素敵ですが、この冬はネオンのない自然を求めて。幾億光年を旅して降り注ぐ輝きで1年間の疲れもストレスも浄化して、透き通った気持ちで新しい年を迎えましょう。
■ストレスオフ・ヒント① 自然の偉大な癒やしの効果
オフラボが全国7万人の女性を対象に行っている「ココロの体力測定2018」調査で「自然との関わり」について聞いたところ、高ストレス女性と比べて、低ストレス女性は自然との触れ合いをより大切にしていることがわかりました。例えば、「休日は公園など自然の多いところへ出かける」は高ストレス女性の1.62倍、「登山が趣味」は1.29倍など。都会にいるとネオンの明るさに消されて見えない星も、豊かな自然の中では、まさに無数の輝きに包まれるよう。
疲れもストレスも、夜空に吸い込まれていくような不思議な感覚を味わってみませんか?
【関連記事】「次の休みは旅行へ」よりも日常で自然を感じることを大切に暮らす
■ストレスオフ・ヒント② 遠くを眺めて視覚ストレスをオフ
朝起きてから夜眠るまで、もはやスマホなしでは生きていけない現代人。便利な一方で、疲れ目トラブルは拡大し、20代・30代の若年層では“スマホ老眼”も増加中です。とはいえ、「使わない」という選択肢は非現実的。長時間の使用後は、しっかり疲れを癒やしましょう。
張り詰めたピント調節筋を緩めるためには、数分でもぼんやりと遠くを見ることがおすすめ。日中目を酷使した一日の終わりに、夜空に浮かぶ星々を眺める行動はまさにぴったりと言えるでしょう。
【関連記事】デジアイ症候群にならないために。スマホとの付き合い方を見直そう
■ストレスオフ・ヒント③ 星々の瞬きが生む1/fゆらぎ
「1/fゆらぎには、癒やしの効果がある」、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。例えば風のざわめきや引いては寄せる波の音、キャンドルの揺れる炎など、自然界に多く存在する不規則的なゆらぎには、気持ちをリラックスさせる効果があるとされています。
星々の瞬きも、1/fゆらぎのひとつ。ただ眺めているだけなのに、なぜだか心が落ち着くのには、1/fゆらぎのパワーが関係しているのかもしれません。
【関連記事】川のせせらぎ、鳥のさえずり。「自然の音に癒やされる」の“隠れた”理由とは?
■ストレスオフ・ヒント④ 遠くまで出掛けられなくても……
もしあなたが大都会に住んでいて、休日も遠くまでは出掛けられなくても、星空でストレスオフできる方法があります。それは、プラネタリウムです。「子どもの行くところでしょ?」なんて思ったら大間違い。近年、テクノロジーの進化とともに大人のための上質なエンタテインメントに変貌を遂げ、20代・30代の女性を中心に人気を集めています。リアルな星空以上に心に響き、リピーターも続出。会社帰りにふらりと立ち寄れる気軽さも魅力です。
【関連記事】中には涙する人も。都会にいながら満天の星に包まれるプラネタリウムが女性に人気
執筆・監修:オフラボ