7月は紫外線&自律神経ストレスのピーク。アウトドアスポーツ派に“乾燥”注意報!

女性全体と比較し アウトドアスポーツ派は低ストレス傾向、人気は“リズム”よく楽しむ「サイクリング」「テニス」

紫外線ストレスも自律神経ストレスも、ストレス性疲労を招く要因の一つです。紫外線が人体に及ぼす影響度を示した気象庁のUVインデックス(※1)と、オフラボと共同研究するWINフロンティア株式会社の交感神経機能割合のデータ(※2)によると、真夏の8月ではなく、意外にも共にそのピークは7月! 季節の変わり目の今こそストレスオフ意識を高めて過ごすことが大切ですが、「灼熱の真夏がやってくる前に」と、アウトドアスポーツを楽しむ人も多いことでしょう。

(※1)日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ(気象庁)より東京の2008~2017年の月別平均値を算出
(※2)スマホアプリ「COCOLOLO」による自律神経測定データ(WINフロンティア株式会社)より女性データを使用

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女性全体・アウトドアスポーツ行動者の肌タイプ

■ 「乾燥肌だと思う」アウトドアスポーツ派は女性全体の約1.3倍

真っ青な空の下、屋外で体を動かすのは気持ちのいいものですが、アウトドアスポーツ派に乾燥注意報! オフラボの「ココロの体力測定2018」調査で肌タイプ意識についてきいたところ、アウトドアスポーツ派の「乾燥肌」は25.2%と、女性全体19.7%と比較し約6ポイント上回る結果に。この時季、エアコンはもちろん、紫外線による乾燥も脅威となります。

■ アウトドアスポーツ派の乾燥肌対策には、UVケアに加え生活改善も

アウトドアスポーツ派の乾燥肌対策として挙げられるのは、まずはUVケアです。日焼け止めの使用頻度をきいた2016年の「ココロの体力測定」調査の結果でも、乾燥肌傾向の人は「週1日は使用」で 42.4%、「週4日以上使用」で27.3%と、使用頻度が高まることで乾燥肌率が減少する傾向に。

日焼け止め使用頻度別「乾燥肌」割合

また、「乾燥肌」と「普通肌」で日常生活の過ごし方や意識にも有意な差がみられるものがあります。例えば、疲労回復に欠かせない“睡眠の質”意識などです。アウトドアスポーツ派の肌乾燥は、生活改善によってもケアできる可能性がありそうです。

「乾燥肌」回答者の生活意識

■ 低ストレス傾向なアウトドアスポーツ派女性。人気は「サイクリング」「テニス」など

女性はいつでも自信の肌でいたいもの。アウトドアスポーツを楽しむ時は、乾燥肌を招かない、また悪化させない対策をしたいものですが、屋外スポーツにはいい効果ももちろんあります。
女性全体とアウトドアスポーツ派でストレスレベル割合の違いを見てみると、アウトドアスポーツ 派の高ストレス者割合は少なく、逆に低ストレス者は多い傾向に。

アウトドアスポーツ行動者と女性全体のストレスレベル比較

さらに、調査対象のアウトドアスポーツから低ストレス者がより好む傾向にあるものを示すため、高ストレス者の実施率と比較し、倍率化。テンポよくペダルを漕ぐ「サイクリング」1.8倍や、ボールを打ち合う「テニス」1.4倍など、“自然”“リズム運動”と、ストレスオフに有効なキーワードが浮かび上がりました。

高ストレス者と比較し、低ストレス者が実践しているアウトドアスポーツ

今年はあっという間に梅雨も明け、早くも真夏並みの暑さに。紫外線対策はもちろん、こまめな水分補給や休憩を取ることも忘れず、無理のないペースで楽しみたいですね。

【調査概要】

タイトル:ココロの体力測定2018
方法:インターネット調査
調査期間:SCR調査 2018年3月7日~3月17日

(SCR調査)
対象:全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目:15問
分析データについて:厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて:集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用

(本調査)
期間:2018年4月7日~20日
サンプル数:1800人

今回抽出対象者|

(2018年SCR調査より)
女性7万人(アウトドアスポーツ行動者:6862人)
※アウトドアスポーツ行動者:ジョギング、ゴルフ、テニス、サーフィン、登山、サイクリングを月に1回以上行動

(2016年SCR調査より)
女性7万人
・使用アイテム頻度(日焼け止め週1回使用:28737人、週に4回以上使用:17947人)
・生活習慣・意識(乾燥肌:15159人)

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