ストレス女性は「紅白歌合戦」「録画・DVD」、高ストレス女性は「年越しライブ」や「外で過ごす」も。“笑い”はストレスオフに有効も「笑ってはいけない」はやや高ストレス者の傾向
今年も残りわずかとなりました。さて、大晦日になるとさまざまな年越しのテレビ番組が放映されますが、今年は何を見る予定ですか? 「毎年見る番組を決めている」という人もいれば、「ザッピングしながら」という人もいるでしょう。オフラボでは、そんな年越しのテレビ視聴とストレスレベルに注目。低ストレスな女性は、また高ストレスな女性は何を見ながら新しい年を迎えているのでしょうか。
■ 2017年の年越しテレビ番組のストレスレベル別視聴率
オフラボが全国7万人の女性に行っている「ココロの体力測定」から、厚生労働省のストレスチェックの基準で算出した高ストレス女性(77点以上)と低ストレス女性(39点以下)を抽出。2017年の大晦日に見ていたテレビ番組についてきいた項目をまとめたところ、低ストレス者がもっとも見ていた番組は「紅白歌合戦2017」で34.9%、高ストレス者の1.45倍という結果に。
また「録画やDVD」(2.61倍)、僅差ながら「寝ていた/家に居たがテレビはみていない」(1.03倍)から、大晦日だからとにぎやかに過ごすよりも、ひとつながりの毎日の一部という意識がうかがえます。高ストレス者は、一つひとつの割合は低いものの、「年越しライブ」3番組を、低ストレス者の1.54~3.09倍視聴。「外出/視聴していない」が11.8%と比較的割合が高く、低ストレス者の2.26倍という結果に。“笑い”はストレスオフに有効とされていますが、人気番組の「笑ってはいけない(ガキの使いやあらへんで!年末SP)」は高ストレス者の傾向でした。
ストレスレベル別 年越しテレビ視聴
■ “つながり”“感謝”の気持ちを1年の終わりと、始まりに
今年の年末年始は、9連休という人も多いのではないでしょうか。そこで、「大型連休の過ごし方」から、年末年始に関するものを抜粋し、さらに低ストレス者の特徴的な行動をまとめました。
「トランプやボードゲームを家族で」(1.59倍)「年賀状を出す」(1.42倍)「お墓参りにいく」(1.40倍)が、高ストレス者より高い割合に。
親しい人と楽しく過ごしたり、親しい人を思う時間を持つことは、ストレスオフに有効なオキシトシンの分泌を促す行動と言えます。 1年の終わりに、そして1年の始まりに。低ストレス者は“つながり”や“感謝”を意識して過ごす傾向にあるようです。
低ストレス者の大型連休の過ごし方(年末年始)
【関連記事】“年賀状”を送る習慣を大切にする低ストレス者「人に喜んでもらうのが好き」も男女共通
【関連記事】ストレスを新年に持ち越さないために。ストレスオフな年越しのための3つのヒント