砂丘でパワーチャージ&森林セラピーに癒やされる“鳥取”ストレスオフ旅【体験レポート】【PR】

県外からの移住者は、平成28年度は過去最高の2022人を記録。3年前の平成25年度と比較するとなんと2倍以上にも伸びていて、今“住みたい県”として注目を集めているのが「鳥取県」です。オフラボのストレスオフ県ランキングでも、昨年は堂々の第1位! その魅力を探るべく出かけた、一泊二日の鳥取ストレスオフ旅をレポートします。

■東京から飛行機でわずか1時間15分。鳥取砂丘コナン空港に到着

9月某日。オフラボ取材班は、昨年のストレスオフ県ランキングで第1位に輝いた鳥取県のストレスオフな魅力を体験すべく、ユニークな名前でおなじみの鳥取砂丘コナン空港に降り立ちました。目的は「砂丘ヨガ」と「森林セラピー」。どちらも鳥取を代表する観光スポット&人気アクティビティです。

今回はそのストレスオフ効果を科学的に検証するため、株式会社WINフロンティアの協力のもと、自律神経機能を測定。ホテル到着時に胸に心拍センサ―を装着し、翌朝の砂丘ヨガに備えて就寝です。

■ライジングサンが身体を目覚めさせる砂丘ヨガ

翌日は早朝から砂丘ヨガ体験です。東京からの疲労を抱えながら朝5時(!)に起床し、まだ薄暗い中、鳥取市内から鳥取砂丘へ。ゆったりと波打つ起伏の美しい砂丘、彼方に見える日本海、そして大きな空。小雨がちらつき長そでのヨガウェアだけでは肌寒い天気でしたが、台風一過の澄んだ空気と水を含んで冷んやりとした砂が裸足に心地よく、徐々に身体が目覚めてくるのを感じます。

今回お世話になったインストラクターは、「砂丘YOGA」を主宰する石谷依利子さん。結婚を機に東京から移り住んだのが2011年のこと。「鳥取や日本の発展のために自分ができることは何か」と考えた時に、砂丘でのヨガのインスピレーションを得てスタートしたそう。鳥取砂丘の成り立ちやヨガと自然の関係などのお話をうかがいながら、「馬の背」と呼ばれる海の見渡せる場所までのんびり移動していると、雲の切れ間から虹が! ほんのわずかな時間で消えてしまいましたが、幻想的な景色にうっとり。そして、いよいよヨガがスタートです。

早朝の肌寒さや久しぶりのヨガの緊張もあり、最初はポーズをとることで精いっぱい。でも、気づけばいつしか空は晴れ渡り、エナジーに満ちた太陽の光を全身で受け止めているだけで、なんとも充実した気持ちが満ちてくるから不思議です。ヨガの終わり、すべてのことに感謝する瞑想では「人間も自然の一部なんだなあ」と一体となっているのをしみじみ実感。朝はやる気を目覚めさせるセロトニン活性の時間。砂丘ヨガでしっかりパワーチャージされたのを感じながら、森林セラピーへと向かいます。

毎日違う空の色、毎日違う風紋。インストラクターの石谷さん曰く「時間の経過とともに刻々と移り変わる、自然が作る造形美も砂丘の魅力」。

■長い長い歳月をかけ、広大な鳥取砂丘の砂を育んだ源流の町

鳥取砂丘から内陸に移動すること、約1時間半。たどり着いた智頭(ちず)町では、面積の約93%が山林という立地を生かし、芦津渓谷の自然歩道を利用した「森林セラピー」が体験できます。

こちらでは、大阪から智頭町へと移り住んで30年になるというベテランセラピーガイドの小林太一さんと一緒にハイキング。今回は癒やしが目的の「森林セラピー」ということで、山に入る前にまず体験したのが「水琴窟(すいきんくつ)」です。ししおどしなどと同じ日本庭園のしつらえの一つで、見た目は、小さな穴にぽとんぽとんと、水の雫が落ちているといった具合ですが、渡された竹筒を穴の音を聴くように近づけると……木琴のような、鉄琴のような、幻想的な音が響いてくる! その場を離れたくないほどの癒やしの音に、すぅっと心がリラックスしていきます。

明け方の雲はすっかりどこかへ行ってしまい、晴れ渡った初秋の芦津渓谷は心の底から気持ちがよく、自然と、何度も深呼吸。台風後で水量たっぷり、ダイナミックな「三滝」では、マイナスイオンに包まれながら日頃のストレスを手で丸めるイメージをして「えいっ!」と滝つぼへ。歩くごとに現れる自然について教えてくれるので、あっという間に楽しく2時間が過ぎてしまいますが、何よりおすすめなのが、木々の間に渡して寝転ぶハンモックです。大きな布にすっぽりと包まれて、その隙間からのぞくのは葉の緑と空の青だけ。小林さんがゆらりゆらりと優しく揺らしてくれます。これはもう、至福の時間。「このハンモックだけで、半日過ごしたいという人も」そんな話も納得です。

これから紅葉のシーズンの芦津渓谷。杉を中心に、木々の種類の豊富さも特徴の一つであり、黄や赤、グリーンと、まさに錦の景色を楽しめます。

■鳥取ストレスオフ体験、果たして結果は?

芦津渓谷を後にし、一路鳥取空港へ。ここで心拍センサ―を外して計測は終了です。東京に帰り、WINフロンティアで自律神経機能の変化を確認してもらうと……。

副交感神経の割合の変化

パワーの高まりを感じた朝の砂丘ヨガは、やる気や集中力を要するシーンに必要な交感神経がもっとも優位に。一方、心身共にリラックスできた森林セラピーは、体感通り、副交感神経の割合が高まった結果となりました。最後、空港への移動中に交感神経が高まったのは、帰りたくなかった気持ちの表れかも? 鳥取県はやっぱりストレスオフ県であることが、自律神経機能からも実証された充実の旅でした。

[取材協力]

砂丘YOGA

「サンライズヨガ」「サンセットヨガ」など、さまざまなプログラムを用意。5月~9月の新月&満月の夜限定、心身の浄化が高まる贅沢なヨガ体験「クリスタルボウル&砂と波の月星ヒーリングヨガ」も人気。参加者はヨガ初体験という人がほとんどだそう。未経験でも安心です。

期間:3月下旬~10月末まで ※要予約
所要時間:約2時間
費用:4000円/1名(アクティビティ代・レンタルマット・砂丘ガイド・保険料込み)

智頭町森林セラピー

「中国自然遊歩道(セラピーロード)コース」は、芦津渓谷駐車場を出発し「三滝」「巨木の広場」など見所いっぱい、自然いっぱいの遊歩道をハイキング。地のものたっぷりのセラピー弁当も絶品!

所要時間:2、3時間 ※応相談
費用:森のガイド1人につき半日コース8000円/6名まで(ミネラルウォーター・セラピーおやつ込み)
セラピー弁当:1000円

<鳥取県インフォメーション>

「steady.とっとり暮らし体験ツアー」開催!
鳥取に出かけて現地の暮らしやストレスオフ体験ができるイベントが11月25日(土)・26日(日)に開催されます。詳しくは10/7発売の雑誌『steady.』11月号をチェック。

取材・執筆:オフラボSTAFF 取材協力:鳥取県

オフラボSTAFF

オフラボ(ストレスオフラボ)は、“ココロの体力”が低下している日本人の心の状態を可視化し、脳科学者などの専門家や他社企業と共同で、エビデンスに基づいてストレスと体や肌を調査・研究するプロジェクトです。ストレスオフに役立つさまざまな情報をウェブサイトで発信しています。

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